✔この記事を読んでわかること
・ローラス インターナショナルスクール|Laurus International School of Scienceとは?
・ローラス インターナショナルスクールの見学に行こうと思った理由
・ローラス インターナショナルスクールの見学前のイメージ
・ローラス インターナショナルスクールの見学レビュー
✔こんな疑問を持つ人向けに書いています
おうち英語だけで身につくか不安だけど、プリスクールってどうなんだろう?
我が家は0歳の頃から、おうち英語育児をしています。
そのため、普通の保育園以外に英語で保育をするプリスクールも興味があったので、いくつか見学に行きました。
2019年始めに、ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス(Laurus International School of Science)を見学したので、その時のレビューをまとめます。
ローラス インターナショナルスクール|Laurus International School of Scienceとは?
ローラスインターナショナルスクールの概要
公式HPによると、
2001年(平成13年)に日置麻実によって設立され、都心部を中心に8校を運営する、関東最大規模のインターナショナルスクールグループ。
独自のSTEM(Science・Technology・Engineering・Mathematics)カリキュラムと英語教育の2本柱で、ケンブリッジインターナショナルカリキュラムの認定も申請中である。
男女共学であり、プリスクールから初等部までの一貫校。学校の教育理念は、「自分の頭で思考し、革新的で創造的な人物を育てる。(To nurture students to become innovative, creative and critical thinkers.)」。
https://laurus-school.com/ja/
ローラス インターナショナルスクールの見学に行こうと思った理由
- 保活の情報収集をしたところ、認可保育園の内定が厳しそうで、認可外も見ようと思ったため
- 子供の英語環境を早期から整えるためプリスクールも検討したかったから
- ネット上の評判・口コミ・レビューで参考になるものがなかったため
ローラス インターナショナルスクールの見学前の印象(下調べ時)
良いと思った点(期待した点)
- 「自分の頭で思考し、革新的で創造的な人物を育てる」という教育理念を掲げている点。
- STEM(Science・Technology・Engineering・Mathematics)教育を行なっており、理数系に早くから触れさせてあげられそうという点。
- プリスクールでは英語のみの環境なので、英語と日本語のバイリンガル環境を家とプリスクールで両立できそうという点。
微妙だと思った点
- 経営者が日本人なので、外国人が経営者をしているインターナショナルスクールに比べると見劣りする。
- 経営者の出身が、英文科と経営大学院なので、教育学や心理学に精通しているのか不明だった。親が喜ぶ英語教育の学校の経営はうまくできそうだけど、子供のためになるような教育、接し方ができるのかは微妙そうという印象。
- 通っている子供の大半は日本人が多いイメージで、期待するほど英語が上達しないのではないか。
ローラス インターナショナルスクールの見学後の印象
良いと思った点
- 園内はEnglish onlyの環境で、当然だが壁に貼ってある絵や文字も英語のみであること。
(他の日系インターは、日本語教育もやっているプリスクール・キンダーもあり、日本語は家で話すのでプリスクールでは不要だと思っているためGood point) - 先生が、欧米系だけでなく、アジア系の先生もいること。
(色々な英語・文化に触れて欲しいと思っているためGood point) - 1クラスに日本人の保育士と、外国人の先生の両方が付いていること。
- 私の子も一緒のクラスに混ぜてもらって時間を過ごせたこと。
- アルファベットではなく、発音記号のカードを使って発音を教えていたこと。
- 生徒が日本人だけでなく、外国人の子も複数カ国いたこと。
微妙だと思った点
- 1歳半クラスがインプット中心、2歳クラスがアウトプット中心というというのは良いが、椅子に無理矢理座らせてフラッシュカードや単語カードを見せる学習方法だったこと。
- 日本人の保育士がいるにも関わらず、泣いている子への対応を特に何もせず、保育の面で雑な印象が残ったこと。
- 思ったほど、2~3歳のクラスの子の英語が上手ではなかったこと。
- STEM教育の実験内容がわかりにくい説明だったこと。
- 英語の授業内容はだいたいイメージがついたが、肝心の保育環境がほとんどわからなかったこと。預けるの1歳半からだよ。保育環境アピールしなくて大丈夫なんでしょうか。。。
ローラス インターナショナルスクールの総評
椅子に座らせる必要があるのかが疑問
個人的に一番引っかかったのが、1歳半~2歳の子供を椅子に座らせて教えていることでした。
集中が途切れて、椅子から降りてしまう子が何人かいました。
その度に外国人の先生も日本人の保育士も無理矢理椅子に戻していて、正直マイナスの印象でした。
個人的には1~3歳の間は、椅子に座って行儀よくお勉強する必要はないと考えています。
目一杯やりたいこと、気になることを遊びを通して、徐々に学んでいけば良いと思っています。
そのため、まだ気になることを全力でやりたい、遊びたいと思う子供に無理矢理椅子に座るのを強制するのは、子供の好奇心や関心を抑圧することに繋がると思いました。
特に椅子に座らせなくても、子供は興味のあるところには自然と集まってきますし、床にバラバラに座ってもいいじゃないと思います。
これは親の価値観の話なので、正しい正しくないの話ではありません。
幼稚園・小学校受験も兼ねて、早くから椅子に座らせる習慣をつけたい親にとっては良いかもしれません。
ですが、私は子供は幼少期のうちは、怪我さえしなければ、汚れることも失敗することも厭わず色々なことに挑戦して欲しいと思っているので、方針と合わないと思いました。
スピーキング力は期待できなそう
発音記号を使っているのは良いと思いました。
ただ、1~2歳は言葉の発話が個人差によるので、英語のスピーキング力を期待するのは難しい年齢かなと思いました。
常に英語を聞く環境にいるのでヒアリング力はつくと思いますが、スピーキング力が目に見えてわかるのは、3歳以降かなと思いました。
学費もそこそこ高いので、スピーキング力まで期待すると割に合わないと思ってしまうかもしれません。
1~2歳クラスに通わせる場合は、ヒアリング力と英語への慣れくらいを期待するに留めた方が良さそうです。
保育面に関する情報は不明
保育面に関するスクール側からの説明はほとんどなく、こちらも質問しそびれたため、保育環境の詳細はあまりわかりませんでした。
スクール側がアピールしたいのが英語の授業だったと思うので、聞かなかったこちらのミスでした。。。
1~2歳を預けるなら保育環境の確認は絶対したほうがいいと思います。
この点について言えば、普通の認可保育園に預けた方が、保育環境の不安はなさそうと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。