✔この記事の内容
✔ 家の中のおうち英語環境の作り方3つ
✔ おうち英語環境つくりで、意識したこと
子どもが自然と英語に囲まれるおうち英語環境の作り方3選【実例解説】
親が、家で子どもに英語を教えることを「おうち英語」と表現することが多いです。
おうち英語でよくある取り組み
おうち英語の、家での主な取り組みは、次のような感じです。
✔ 英語の歌や音楽のかけ流す
✔ DVDやyoutubeなどで英語のアニメを見せる
✔ 英語の絵本を読みきかせる、多読する
✔ 英語教材を使う
(ディズニーの英語システム:DWEなど)
✔ 英語で話しかけ・語りかける
我が家も、基本的にはこのような取り組みをしていますが、日本にいるとどうしても日本語が耳に入ってしまいます。
そこで、国際結婚カップルや海外移住カップルを参考に、家の中が強制的に英語になる環境を作りました。
おうち英語環境作りで意識したこと
おうち英語をする時に、単に英語に触れる機会を増やすだけでなく、英語のみの環境作りをしました。
意識したことは3つです。
✔ 自然と英語に囲まれる環境
✔ 日本語がまったくない環境を、一つは作る
✔ 勉強ぽさを感じず、英語に触れる環境
目指したのは、英語圏ネイティブや多言語国家(インド・シンガポール・マレーシアなど)の子どもたちが英語に触れるのと似た環境を、一部家の中に作ることです。
おうち英語環境①絵本コーナー
我が家の絵本コーナーは、リビングと子供部屋、寝室と3箇所あります。
おうち英語環境②我が家の絵本コーナー
リビングの絵本コーナーは、日本語と英語と両方置いていますが、子ども部屋の絵本コーナーは英語のみです。
また、子ども部屋で子どもと遊ぶ時も、原則英語のみで語りかけするようにしています。
おうち英語(絵本コーナー)作るのに揃えたもの
絵本の表紙が目に入りやすく、子どもが絵本を手に取りやすい壁掛けの収納を子ども部屋に置きました。
IKEAのウォール収納
収納できる本の数は多くないですが、2段用意したので10冊ほど置くことができます。
2歳までの頃は、数が多いと選ぶのが難しくなるため、興味がある本をピックアップして置くようにしていました。
お気に入りは、Eric CarlとThomas & Friendsの絵本。こちらは0歳のときから読み聞かせしていました。
ウォールポケット収納
こちらは、多読本専用の見せる収納として購入しました。
もともとは、CDのウォールポケットですが、Oxford Reading Treeやサイトワードリーダーズ(Sight Word Readers)などの多読本を収納するのにピッタリの大きさです。
おうち英語環境②テレビ
我が家のテレビは子どもが視聴するときは、基本的に英語のみになるよう、環境作りをしました。
おうち英語環境②テレビの概要
まず、地上波のアンテナ工事を意図的にしなかったので、テレビをつけても日本語は流れません。
受動的にテレビを見て、ダラダラ時間を使うこともなく、子どもの英語環境を整えられるので一石二鳥です。
テレビ環境としては基本的に、YoutubeやAmazon Primeなどのネットテレビが中心になります。
幼児向け英語番組も、ネイティブの子どもたちが見るチャンネルも、Youtube上に大量にあるのでコンテンツにも不足しません。
我が家は、DVDやBlu-ray、ビデオデッキなどは置いていないので、iPadやiPhoneからネットTVをリンクして視聴しています。
その代わりインターを検討中です
おうち英語(テレビ)環境作りのために揃えたもの
テレビの英語環境を作るために揃えたものは、Chrome Castです。
Chrome castの設定方法
※無線Wifiが飛んでいる環境が必要になります。
- Chromecastの端子を、テレビのHDMI端子に挿す。
- Chromecast 本体にACアダプターを繋いで、電源ケーブルをコンセントに挿す。
- テレビの入力設定で、Chromecastを接続した端子と同じHDMIに変更。
- テレビ画面で以下のメッセージが映っているか確認。あれば接続成功。
【セットアップが必要です】 - iPhoneやiPad,Androidなどの端末で、スマホアプリ「Google Home」を検索してダウンロード
※スマホのWi-FiとBluetoothはオンに - 「Google Home」アプリ起動後は、画面に従って設定し、Chromecastを検出してリンクし、Wi-fiに接続したら設定完了です。
※Google アカウントが予め必要
写真付きでセットアップ手順を知りたい方はこちらを参照。
実際の視聴方法
- スマホでYoutubeアプリを開き、再生したい動画を選ぶ
- 動画右上のキャストマークをタップして、テレビにリンクさせる
- 予め、Youtubeで、英語系チャンネルのプレイリストを作っておくと、再生が楽。
音声入力したい場合は、Google Homeがあれば、音声入力でテレビをつけることができますが、なくても英語環境は作れます。
我が家でよく視聴しているYoutube Channel
子どもが最近好きでよく視聴しているYoutube Channelはこんな感じです。
- Blippi
- Thomas & Friends
- Super Simple Songs – Kids Songs
- Peppa pig
- Ryan’s Toys Review
おうち英語環境③車内
コロナの流行でバス・電車の代わりに車移動が増えたので、車内も英語が聞ける環境にしました。
おうち英語環境③車内の概要
FMトランスミッターを車に挿して設定し、スマホアプリとBluetooth接続します。
その後、スマホで選択して再生した音楽やラジオを、車内のオーディオで再生できます。
おうち英語(車内)環境作りのために揃えたもの
テレビの英語環境を作るために揃えたものは、FMトランスミッターです。
iPhoneアプリで再生した英語ラジオや音楽を、車内で再生できるようにします。
FMトランスミッターの設定方法
FMトランスミッターの設定方法は、次のとおりです。
手順 | 参照イメージ |
車側の穴(シガーライターソケット)に、 FMトランスミッターを差し込む | |
車のFM番号をFMトランスミッターに 表示されている数字に合わせる | |
iPhoneの設定アプリを開く ▶Bluetoothを選択 ▶トランスミッターのBluetoothを選択 | |
iPhone上の好きなアプリを再生する |
我が家でよく視聴している英語アプリ
参考:海外のバイリンガル育児ってどんな感じ?
シンガポールや香港、インド、フィリピンなどは、公用語が英語の他にいくつかある地域です。
英語と現地語も両方使える人が多いですが、家では現地語を話し、学校では英語のみで育つ環境が多いそうです。
完全に2言語がわかれている環境で子どもが育つと、バイリンガルになりやすいので、敢えてそうしているようです。
国際結婚カップルによくあるのは、ママは日本語、パパは英語といった感じに、人ごとに言語を変える方法です。
例えば、日本在住の場合は、英語環境のためにインターナショナルスクールに入れるか、おうち英語をして家で日本語を話すのをやめたりする方法があります。
我が家は、保育園に通っている期間、自宅では英語の時間をできるだけ増やすようにし、できるだけ日本語が混ざらない環境作りを意識しました。
まとめ
今回ご紹介した設定を行うことで、絵本コーナーはもちろん、テレビや車内でもすぐに英語環境に切り替えることができます。
あくまで我が家の例ですが、日本語を意図的に減らして環境をわけることで、英語のヒアリング力も付いていると実感しています。
冒頭に書いたように、インプットメインの環境なので、年齢があがったら別で語りかけや教材などが必要になるとは思います。
ですが、英語を耳にする環境が当たり前になるのに、設定自体はとてもカンタンなので、ぜひやってみてください。
おすすめのYoutubeチャンネルや、英語ラジオアプリについては、別記事で今度まとめようと思います。