こんな悩みを解消します。
実際に、キッズタンス&キッズハンガーラックを置いた後は、子どもが毎日自主的に服を選べるようになりました。
この記事を読むことで、子どもが一人で服を選べる、おすすめのキッズ用収納家具や環境の作り方を知ることができます。
✔この記事の内容
✔ モンテ環境におすすめの洋服収納レビュー
✔ 子どもが自分で服を選べるおうちモンテ環境の作り方
✔ 実際に子ども用の洋服収納を置いたあとの様子
子どもが自分で選べる!モンテッソーリ環境におすすめの洋服収納レビュー
購入の決め手ポイントは、以下の3つです。
✔ 1、2歳児でも届く高さ
✔ シンプルなデザイン
✔ 価格が比較的リーズナブル(木製の中では)
収納レビュー① 1歳から小学校低学年まで長く使える
タンスの高さが75cm、ハンガーラックの高さが84cmなので、ひとり立ちできるようになった1歳過ぎから小学校まで長く使えます。
デザインが可愛い動物モチーフなので、小学校高学年だと使いたがらない子もいるかもしれませんが、サイズ・機能的には小学校まで使えると思います。
容積がかなりあるので、服が増えても買い換える必要性があまりなさそうなので選びました。
収納レビュー② 機能がシンプルで、子どもが自分で服を選べる
タンスは3段作りで、引き戸で開きます。子どもの力でも開きやすく、開口部が広いので中を見渡しやすいです。
ハンガー掛けは、キッズ用のハンガー10~15本を掛けられます。
ちょうど、1,2歳児の目線の高さでハンガーを掛けられるので、この時期から洋服選びをさせることができます。
収納レビュー③ 唯一のデメリット
実際に購入して使ったあとで感じたデメリットは1つだけで、
✔ 天板部分の縁の面取りがされていない
✔ 引き出しを空けた時の、両端の内側の木材の角の面取りがされていない
ことでした。
我が家はベッドの隣にタンスを置いているので、子どもがベッドで走り回り、誤って転んだ時に天板の縁に頭をぶつけないかヒヤヒヤしています。
引き出しが空いている時も同様で、手を入れた時や、ベッドで遊んでいる時に、面取りされていない内側の角にぶつからないかが心配です。
逆にいうと、デメリットはこれくらいなので隣にベッドなどがなければ、特にデメリットはないかもしれません。
収納レビュー④ 店舗を選べば、15~25%近く安く購入できる
ニトリでも、同じ商品の取扱がありましたが、ニトリ公式通販の方が、15~25%ほど割高だったので(2020年5月現在)ニトリでは買わず、Amazonで購入しました。
ちなみにニトリの場合は、こちらのリンクから探せます。
購入時に、他のキッズ家具も検討しましたが、高さが高すぎて1,2歳児の手には届かなかったり、値段が高めだったりしたので候補から外しました。
子どもが自分で服を選べるモンテッソーリな収納環境の作り方
子どもが自分で服を選べる環境の作り方について、我が家での例を参考に解説しました。
収納環境の作り方① キッズ収納を用意する
我が家では、子どもが自分で服を選べるようにするために、子どもサイズのタンスとハンガー掛けを用意しました。
タンスだけにしなかったのは、コートや上着などはハンガーに掛けるもの、という認識をもたせたかったからです。
タンスは3段作りなので、場所ごとに何を収納するかを決めて、同種の服は同じ段に置くようにしています。
収納環境の作り方② 選択肢を減らす
収納する服を精査して、必要最低限にしぼります。
今は夏季なので、ハンガー掛けはTシャツのみを掛けています。
冬物の服は、まとめてクローゼットの収納やベッド下の収納に置き、キッズタンスやハンガー掛けには置かないようにしました。
なぜなら夏物も冬物も全てタンスにしまうと、場所が足りずに服を重ねることになり、子どもが服を選び辛くなります。
そのシーズンに着ない服は極力置かずに、季節ごとに模様替えをするのがオススメです
収納環境の作り方③ 置き場所を固定する
子どもが服を選ぶために引き出しを空けた時に混乱しないよう、3段あるタンスは、上から置き場所を決めています。
1段目:スタイや靴下、コロナ対策のマスクなどの小物
2段目:上に着るもの(Tシャツや長袖シャツ)
3段目:下に履くもの(半ズボン、長ズボン)
といった感じで置き場所を固定して決めています。
1~2歳児は「秩序の敏感期」で、同じ場所にいつもあることに安心するので、このような配置を固定しています。
収納環境の作り方④ 脱ぎ着しやすい服を置く
自分で服を選べるようになったら、自分で服を脱ぎ着する練習もしてもらいたいと思っています。
そのため、サイズアウトした服や、上下繋がっているロンパースのような服、ボタンがやたらたくさんある服など、一人で脱ぎ着がしづらい服は置きません。
シンプルにその時の身体のサイズに合った、Tシャツや長袖、ズボンのみを置くようにしています。
収納環境の作り方⑤ 鏡で確認できるようにする
一人で脱ぎ着の練習をする時用に、最近部屋に鏡も置きはじめました。
前と後ろが反対になった時や、うまく履けていない時にどこがおかしいのかを自分で気付くために置いています。
おうちモンテッソーリでキッズ収納を置いた時の子供の様子
実際にキッズ収納を置いて、自分で服を選べる環境つくりをした後の子どもの様子についてご紹介します。
購入直後の子供の様子
購入時は1歳5ヶ月でしたが、その日からお風呂上がりや朝の身支度の時に、子どもに服を選択させてみました。
ハンガーに掛けた洋服を2つ選んでは「今日はどっちがいい?」と声をかけます。
選択肢が多いと1,2歳児は迷ってしまうので、2つの選択肢からスタートしました。
1歳半前後だと、まだ言葉でのコミュニケーションが取れなかったので、指差しで意思を表したり、頷いたり首をふったりして、YesやNoを返答していました。
半年後の子供の様子
2歳近くだったので、「こっち」など、短い単語での返答ができるようになりました。
2つの選択肢から選ぶのもだいぶ慣れてきたようで、意思決定のスピードも速くなりました。
3つ選択肢を提示しても、少し考えた後で、どれにしたいかを決めていました。
1年後の子供の様子
お風呂上がりや朝の着替えの時に、自主的に「今日はこれにする」などと、選択肢が複数ある中から自分で選べるようになりました。
今2歳半なので、まだその日の天気に応じた服装を、自分で判断して選ぶことはできません。
会話で「今日は寒いから温かい服にしようね」とか「暑いから半袖にしよう」などのコミュニケーションが取れるので、徐々に天気と適切な服装が何かの認識はできつつあるようです。
まとめ
今回ご紹介したような、子どもサイズの洋服収納を置くことで、普段の生活の中で子どもが自分で選択できる環境が作れます。
特に、1歳からでも自分の意志をはっきり持てるので、早めに環境を用意してあげることはとてもプラスになったと感じます。
また、1歳から子どもに選択させることで、大人も子どもの意思を尊重する習慣ができるので、イヤイヤ期に入ってからあまり苦労しないと実感します。
子どもが自分で選択できる環境作りをすることで、意思を尊重し、結果的に子育ても楽になったと思います。